危険なダイエット -制限ダイエット-
食事制限ダイエットの恐怖
既に述べてきましたが、ダイエット方法の一つに食事の回数を減らすというものがあります。「1日1食だけ」「1日2食だけ」と、食事の回数を減らすと必然的に摂取カロリーが減り一見効果的なように思えます。
しかし、食事回数を減らすことは体の仕組みを無視したダイエットに繋がりやすいので注意が必要です。分かりやすく言えば、食事と食事の感覚が空くと体は軽い飢餓状態に陥ります。飢餓状態に陥ると体は生命維持機能「ホメオスタシス」を活発にします。そして飢えに備えた体は次の食事のエネルギーを脂肪として蓄積しやすくなるのです。これが俗にいうところの「貯めこみモード」です。
このサイクルを繰り返していくと、体は食事のエネルギーを貯めこむようになってしまいます。その結果、リバウンドしやすい体質になってしまうのです。プチ断食やファスティングダイエットなどを試したい場合は、事前準備やアフターケアなどをしっかり行い、身体が飢餓状態に陥らないようにする工夫が必要です。
(それでも私は制限ダイエットを勧めませんが)
なお、特に炭水化物抜きダイエットは100%リバウンドするので絶対にしないようにしましょう!
ホメオスタシスや炭水化物の正しい摂取方法は以下の記事を参考にして下さい。
→ホメオスタシスについて
→炭水化物の摂取法