つひにゆく道

現代語訳

昔、ある男が病気になって、今にも死にそうな気分になったので次の歌を詠みました。

誰しもが最後に通る道とは聞いていたが、まさかそれが自分の身に、間近に差し迫ったものだとは思いもしませんでした。