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中学英語の教科書全訳

サンシャイン3

PROGRAM 9 全文和訳

PART 1 (P.85)

これはパキスタンの女生徒であるマララ・ユスフザイさんの物語です。彼女は2013年7月12日、16歳の誕生日に国際連合でスピーチを行いました。彼女はすべての子どもたちへの教育を受ける権利を訴えました(話しました)。国際連合はこの日をマララデイと名付けました。

この(マララデイの)約9か月前の10月9日、彼女はスクールバスで銃を持った男に撃たれました。彼女は学校から家に帰っているところでした。一度はパキスタンにある病院に彼女は運び込まれましたが、そのすぐ後にイギリスの別の病院へと運ばれました。


PART 2 (P.86)

2009年、BBC(英国放送協会)はスワート渓谷では普通の人がどのように暮らしているのかリポートしたがっていました。なのでそこでの生活について書ける人を探していました。マララさん以外は誰も賛成しませんでした。彼女はそれ(スワート渓谷での生活)について書き記せるほどに勇敢でした。

彼女の日記はBBCのウェブサイトでグル・マカイの名前で出てきました(掲載されていました)。(それによると)彼女の町の生活は惨めなものでした。人々は自分の人生を楽しむことすら許されていませんでした。例えば、彼らはテレビを見ることも、音楽を聴くこともできませんでした。加えて女の子はじゅゆうに学校に行くこともできません。


PART 3 (P.87)

最初は、マララさんは医者になるという夢を持っていました。彼女のクラスメートのほとんどは医者になりたがっていました。彼女の社会では、女の子は自由に仕事を選べません。もし彼女らが働きたいと思った時には、ほんの少ししか選択肢がありませんでした。

彼女の国に(少しでも)影響を与えるために、彼女は今政治家になることを望んでいます。「私の母国の未来を変えたい。そして教育を必修化したい」彼女はBBCの取材にそう答えました。


PART 4 (P.88)

マララデイの日、国際連合には多くの人がいました。彼女のスピーチに耳を傾けていた人々は皆、彼女の言葉に強く心を動かされました。

マララさんは教育の力を信じていたので、「ペンは銃よりも強し。」と言いました。「私たちに本とペンを持たせてください。それらは何よりも強い武器なのです。一人の子供、一人の先生、一冊の本、そして一本のペンが世界を変えるのです。教育こそがただ一つの解決策なのです。まずは教育こそが第一です。」そう言って彼女はスピーチを締めくくりました。


重要単語・フレーズ

※本章は教科書下部に重要単語が日本語訳付きで掲載されているため、省略させていただきます。


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