まずは第一弾として、現在皆さんが行っている食生活について、その問題点・改善点を見つけて行ってほしいと思っています。基本的な前提として、身長を伸ばすにはタンパク質・ビタミン・ミネラルのバランスが非常に重要なのですが、それらを効率的に身長アップに繋げるには脳のエネルギー、すなわちブドウ糖の適切な摂取が欠かせません。それを理解した上で、読んで行ってもらいたいと思います。
身長アップの3大要素の記事で述べた通り、正しい食事とは以下の5条件を満たしているものです。
① 1日3食食べる
② 主食(白米)をきちんと取る
③ 油を取りすぎない
④ 夜食は控える
⑤ 添加物に気をつける
まず基本となる条件は②になります。白米はブドウ糖摂取に関してこれ以上無い理想的な食材なのです。身長アップのための運動や睡眠のベースにもなる基本中の基本です。まず白米をきちんと摂取する事を意識しましょう。
きちんと摂取するとは言え、一体どの程度摂ったら良いのでしょう。その答えが①の条件になります。人間の身体はキャパシティを超えるものは過剰摂取と見なし、栄養素の吸収を非効率な物にしてしまいます。つまり、朝・昼と白米を食べず、夕食にご飯3杯分食べるよりも、朝・昼・晩の3食きちんとお茶碗1杯分の白米を食べる事が重要なのです。
次に白米以外の条件である③なのですが、油は食物に含まれている油を最大限利用し、なるべく調理には使用しない様に心がけた方が良いそうです。なるべくノンオイルを心がけましょう!
④についてはこちらの記事で述べた通りです。成長ホルモンの効率的な分泌の為にも就寝前2〜3時間は胃に何も入れない様にしましょう!
⑤については添加物に関する記事をご覧になって下さい。
ここでは身長が伸びない理由の所で少し解説した4つの謝った見解について解説をして行きたいと思います。4つの謝った見解とはすなわち、
「ご飯を食べると太る」
「ご飯や甘い物は不健康」
「成長期にはタンパク質」
「身長を伸ばすにはまずカルシウム」
「ご飯を食べると太る」「ご飯や甘いものは不健康」
→ご飯は確かに食べ過ぎると太りますが、適度な量であればむしろ逆で、脳に対する大切なエネルギー源であるブドウ糖を効率よく供給してくれます。日本人に最も適した食材だと言えます。実際、炭水化物抜きダイエットは絶対にリバウンドする事から明らかな様に、ごはんは適切な体重維持の為にも毎食食べるべきなのです。
また、甘い物についてですが不健康とは限りません。上記の様に油を用いた物は多量に摂取すべきではありませんが、即効的なエネルギーになるため、あんこ等は間食としては優れていると言えます。(身長アップの為には、間食はさほど影響はありません。夜食は影響アリアリですが・・・)
「成長期にはタンパク質」「身長アップにはまずカルシウム」
→これももう大丈夫ですね?タンパク質をいくら摂取しようが、カルシウム等のミネラルをいくら摂ろうがそれを効率的に身長アップに繋げるエネルギーが無ければ全く無駄になってしまいます。海の上に家を建てようとしてる様な物なのです。まずは土台をしっかりと固めましょう!
また、カルシウム摂取の為にまず牛乳を進める人がいますが、注意して下さい。確かにオランダを始め、平均身長が高い国々の人々は牛乳の摂取量が多い傾向にあります。しかし、それをそのまま日本人の食生活にあてはめる考え方は非常に危険です。日本人と欧米人では腸の長さが2メートル以上も異なる様に、身体の構造が違えば、周りの環境も大きく違います。
実際牛乳には身長を伸ばす為に有用なカルシウム等の栄養素が入っていますが、同時に脂肪分等も入っています。飲み過ぎは逆に身体の負担になる場合があるので、気をつけましょう!何事もバランスが大切なのです。
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