この章ではどのようなメカニズムで身長が伸びているのかについて、基本的な部分を解説したいと思います。まず絶対に押さえておくべきポイントとして、「身長が伸びる」=「骨が成長する」という事です。身体を構成する骨の中でも特に足の骨・背骨は重要になってきます。
より具体的に言えば、骨と骨の間に存在する軟骨が最も重要であり、別名で「骨端線」とも呼ばれます。以下ではこの骨端線について詳しく見て行きます。
骨を成長させる骨端線ですが、その成長とは厳密には破壊・再生を繰り返す事による増殖の事です。より学術的な話になると難しいのでここでは割愛しますが、この骨端線の増殖は成長ホルモンによって肝臓で作られる「ソフトメジンC(IGF-I)」というホルモンの作用によって活性化させられます。
まとめれば、破壊・再生のサイクルで増殖した骨端線が骨を引き延ばし、その増殖は成長ホルモンによってできるソフトメジンCによって活性化されるのです。これこそが
一般的に骨端線が残っている時期は男性が17〜18歳くらいまで、女性で15〜16歳程と言われています。
しかし、男性では25歳、女性で22歳程まで残っている人もおり、諦めなければ身長は伸びる可能性を十分に秘めているのです。
私の場合は高校を卒業した時点では周りよりかなり背が低かったため、その分たくさんの骨端線が残っていたのだと思います。
では骨端線が無くなると身長は伸びないのか?
結論から言えば「伸びます」。後に述べますが、O脚や猫背の矯正だけでも5センチは伸びますし、サプリメントと運動の併用によってさらに伸びた人もいます。
当然思春期の頃に比べれば効率は落ちてしまいますが、継続すれば確実に伸びます。
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