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面接対策 チームワーク

それではチームワークについてですが、先ほどの「最も打ち込んだ事」の中で触れたエピソードの他にも理系の皆さんは必ずアピールしなければならないものがあります。それは「研究生活の中でチームワークを意識し成果を挙げた事」です。これは100%聞かれます。このような直接的な聞き方でなくても「あなたが研究で意識している事は何ですか?」という質問が来る事がありますが、これは100%研究の中でチームワークを発揮した経験を聞いています。

ここまで読んでみて賢い人は気づいたと想いますが、先ほどの「最も打ち込んだ事」について「学業」あるいは「研究」について書くのは絶対NGです。だってどの道研究については答えなければならないからです。

チームワークについてのエピソードは例外的に沢山あった方が良いです。それではまず研究生活におけるチーム意識アピール、協調性アピールの最強テクニックを伝授致します。



研究においての協調性アピール

以前別の記事で実はヒントを書いてしまっているのですが、ここに模範解答を示しておきます。


あなたが研究を行う上で意識的に気をつけている事は何ですか?

常に課題に対して多角的な視点を失わない様にしています。私は理論計算主体なので、実験系の先生と連携し、互いの進捗情報を共有し頻繁に議論しながら研究を進める事で、最終目標を達成しようとしています。

本当はもっと具体的に書きたい所ですが、すべての理系学生に対応出来る様に、最低限のエッセンスを詰め込みました。実験的な研究を行っている方は、上の「理論」と「実験」を取り替えれば良いだけです。そして重要かは分かりませんが、私は面接で話す時は「実験系の他大学の先生と連携し」という様に、他大学を協調しました。それは外に向いた広い視野を持ち、かつ行動力が高い事を伝えたいという意志があったからです。実際企業の研究職は共同研究という形で他の部署や企業・大学と連携して研究を行う事が多いです。したがって、この様な答え方は企業が待ち望んでいる模範解答なのです。

さらにこれだけではありません。実はこの解答の中には私が遥か昔に張った伏線の回収されているのです。それは自分の長所の欄です。そうです。最初の方にフットワークの軽さを実はアピールしていたのです。この事によって協調性があることがさらに説得力を持ち、かつES全体を見たときのストーリーも穴が無く完璧になります!

この様に考えられる様になればもうESや面接に関しては一級です。どんなコミュ障でも内定が取れます。私の様な言語障害は厄介ですが、世の中のコミュ障というものは練習さえすれば話せる様になるのです。


この解答は丸暗記するくらい重要

ES・面接の全ての質問、全てのやり取りが一本道のストーリーになれば怖いものは何も無い


その他のチームワーク

大体どの項目も1つのパターンやエピソードに沿ってストーリーを作成すれば良いのですが、このチームワークに関しては何通りか考えておいた方が良いです。その理由は2つあります。

まず、面接官が非常に質問しやすいという事です。「アルバイトで頑張った事や困難だった事は?」「サークルでやり遂げた事は?」等、これらの質問はすべて貴方の口からチームワークを引きずり出す為です。といっても「チームワーク」という曖昧な言葉をそのまま発するのはやめましょう。自分が考えた事・行った事を具体的に示して協調性があることを暗に示しましょう


そして、何通りか考えておいた方が良い理由がもう1つあります。それは「リーダーシップを発揮した経験」「当事者意識をもって行動した経験」等、異なるタイプのチームワークのバリエーションを聞いてくる事が多いからです。

かなり対策を練った人でもつい口ごもってしまうのは大体このパターンです。これらについての具体的な対策は次の記事にて解説したいと思います。それほどまでに、企業がチームワークを如何に重視しているかが分かります。


チームワークは企業にとって最重要

様々なコミュニティにおける様々なバリエーションを考えるべき