わやくの部屋

PROMINENCE 2 -Lesson 7

Malala's Fight for Education
マララさんの教育を求める戦い

Section 1

親愛なる兄弟姉妹の皆さん、今日は私にとって大変幸せな日です。

ノーベル委員会がこの貴重な賞に私を選んでくださったことに私は恐縮しています。

変わらぬ支援と愛に対してみんなに感謝します。

私が今でも世界中から受け取る手紙やカードに感謝します。

皆さんの親切な励ましの言葉は私を強くし、奮い立たせます。

この賞は私だけに対するものではありません。

それは教育を望んでいるあの忘れられた子供たちに対するものでもあります。

それは平和を望んでいるあのおびえた子供たちに対するものでもあります。

それは変化を望んでいるあの声なき子供たちに対するものでもあるのです。

彼らの権利のために立ち上がり、彼らの声を上げるために私はここにいます。彼らをかわいそうに思う時ではありません。

彼らをかわいそうに思う時ではありません。

子供が教育を奪われるのを私たちが見るのが最後になるように、最後になるように、それが最後になるように行動を起こす時なのです。

私は人々が私を色々と言い表していることを知りました。

ある人たちは私をタリバンに撃たれた女の子と呼びます。

そして、ある人たちは自分の権利のために戦った女の子と呼びます。

今では私を「ノーベル賞受賞者」と呼ぶ人もいます。

けれども、私の弟たちは私のことを今でもあのうるさい威張った姉さんと呼びます。

私の知る限りでは、私はすべての子供が質の高い教育を受けるのが見たい、女性が平等な権利を持つのが見たい、そして世界の隅々まで平和になるのを望む、ただ熱心で頑固でさえあるひとりの人間に過ぎません。

Section 2

教育は人生の恵みのひとつ、つまり必要不可欠なもののひとつです。

それが私の17年間の人生の経験です。

私の楽園のようなふるさとのスワートで、私はいつも新しいことを学ぶことと発見することが大好きでした。

私の友達と私が特別な機会によくヘナで手を飾ったときのことを覚えています。

そして、花や模様を描く代わりに、私たちは手に数式や方程式を描いたものでした。

私たちは教育を渇望していました。

私たちの未来がまさにあそこ、あの教室にあったので、私たちは教育を渇望していたのです。

私たちは一緒に座り、学び、本を読んだものでした。

私たちは上品できちんとした制服を着るのが大好きで、大きな夢で目を輝かせて、そこに座っていたものでした。

私たちは両親を誇らしい気持ちにさせて、勉強でも秀でて、あの目標を達成するといったことが私たちにもできることを証明したかったのです。

それは男の子にしかできないと思っている人たちもいますが。

しかし、そのような状況がそのまま続くことはありませんでした。

私が観光と美の場所だったスワートにいたとき、そこは突然テロリズムの場所に変わってしまいました。

400以上の学校が破壊されたとき、私はちょうど10歳でした。

女性たちはむちで打たれました。

人々は殺されました。

そして、私たちの美しい夢は悪夢に変わりました。

教育は権利であることから犯罪であることに変わりました。

女の子たちは学校に行くのを止められました。

私の世界が突然変わったとき、私が優先すべき事柄も変わりました。

私には2つの選択肢がありました。

1つ目は黙ったままでいて、殺されるのを待つことでした。

そして、2つ目は思っていることをはっきり言って、それから殺されることでした。

私は2つ目の選択肢を選びました。私は思っていることをはっきり言うことにしたのです。

Section 3

時々、人々は私に「どうして女の子が学校に行くべきなのか。どうしてそれが彼女たちにとって重要なのか」と聞きたがるときがあります。

しかし、もっと重要な質問は「どうして彼女たちが、どうして彼女たちが、学校に行くこの権利を持つべきではないのか」だと私は思います。

親愛なる兄弟姉妹の皆さん、今日、世界の半分では急速な進歩と発展が見られます。

しかし、何百万もの人が今でも戦争と貧困と不公正というとても古くからある問題に苦しんでいる国がたくさんあります。

私たちは今でも罪のない人々が命を失い、子供たちが孤児になる争いを見かけます。

私たちはシリアやガザやイラクで多くの人々が難民になっていくのを見かけます。

アフガニスタンでは、家族が自爆攻撃や爆弾の爆発で殺されるのを見かけます。

アフリカの多くの子供たちは、貧困のために教育を受ける機会がありません。

そして、前に言ったように、ナイジェリア北部では学校に行く自由がない女の子たちが今も、今もなお見られるのです。

パキスタンやインドのような国の多くの子供たちは、社会的タブーのために教育を受ける権利を奪われたり、児童婚や児童労働を強制されたりしています。

私の学校の親友のひとりは、私と同じ年で、いつも大胆で自信にあふれた女の子でしたが、医者になることを夢見ていました。

しかし、彼女の夢は夢のままで終わりました。

12歳で彼女は無理やり結婚させられました。

それから、間もなく彼女は男の子を産みました。

彼女自身がまだほんの14歳という子供だったときに子供を産んだのです。

私は彼女ならとてもよい医者になれただろうと確信しています。

しかし、彼女はなれませんでした…彼女が女の子だったからです。

Section 4

親愛なる兄弟姉妹の皆さん、いわゆる大人の世界はこれから述べることを理解できるのかもしれませんが、私たち子供たちには理解できません。

私たちが「強い」と呼ぶ国々が、戦争を起こすことについてはとても強力なのに、平和をもたらすことについてはとても弱いのはなぜなのか。

銃を与えるのがとても容易なのに、本を与えるのがとても難しいのはなぜなのか。

戦車を作るのがとても容易なのに、学校を建てるのがとても難しいのはなぜ、なぜなのでしょうか。

私たちは現代に生きていて、不可能なことはないと信じています。

私たちは45年前に月に到着しました。

そして、もしかしたら間もなく火星に着陸するでしょう。

それなら、この21世紀に、私たちはあらゆる子供に質の高い教育を与えることができるに違いありません。

親愛なる兄弟姉妹の皆さん、親愛なる仲間の子供の皆さん、私たちは動かなければなりません。

待つのではありません。

政治家や世界のリーダーたちだけでなく、私たちみんなが貢献する必要があります。

私。あなた。私たち。それが私たちの義務です。

「最後に」なることを決める「最初の」世代になりましょう。

空っぽの教室、失われた子供時代、無駄にされた潜在能力を見る「最後に」なることを決める「最初の」世代になりましょう。

この時代を、女の子や男の子が子供時代を工場で過ごす「最後の」ときにしましょう。

この時代を、女の子が早い児童婚を強制される「最後の」ときにしましょう。

この時代を、子供が戦争で命を失う「最後の」ときにしましょう。

この時代を、私たちが学校に行っていない子供を見る「最後の」ときにしましょう。

この時代を私たちで終わらせましょう。

この終わりを始めましょう、一緒に、今日、ここで、今すぐ。

この終わりを今始めましょう。

ありがとうございました。