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学校推薦とは

文系学生の就活との何よりも大きな違いは学校推薦でしょう。多くの理系学生はこの制度を利用して企業に就職します。ここでは学校推薦のメリット・デメリットを含めた特徴等を解説して行きたいと思います。


学校推薦のメリット

学校推薦とは理系学生の専門性と企業の募集人材とのマッチングを計り、学校からの推薦という形で就職活動を行うスタイルです。自由応募とは異なり、企業の側から先に「こういう専門性の人が欲しい」と言われている状態なのです。

したがってそのメリットも多いです。まずある程度専門性がある事を学校が認めている形になる為、自由応募に比較して圧倒的に受かりやすいです。さらに、通常の自由応募に比べて選考が少ないため、すぐに就活が終わるというメリットもあります。

一般に理系学生の方が文系学生に比べて就活が楽と言われるのは、すべてこの学校推薦のおかげなのです。


学校推薦のメリット

学校推薦は圧倒的に受かりやすい

選考ステップが少なく、早く就活が終わる


学校推薦のデメリット

もちろんメリットの方が圧倒的に大きいのですが、デメリットも勿論あります。1つは専門性の観点から、自分が行きたい企業の推薦枠があるとは限らない事です。例えば生物系の学生に自動車会社の推薦枠がある事はまずあり得ないということです。私の就職する研究所からも推薦枠が無く、結局私は自由応募を選択しました。

もう1つのデメリットとして、選考中・あるいは選考後にある程度の制約が課される事が挙げられます。面接が終わってから、結果が出るまではその他の企業を受けてはならない事はザラですし(推薦のルールは学校次第ですが)、もし仮に合格した場合、必ずその会社に入社しなくてはなりません。それまでにいくら自由応募で内定を得ようが、学校推薦で決まってしまったら、全ての内定を蹴って推薦先企業に就職しなければなりません。これはおそらくどの大学も相だと思います。

もちろんそれでも推薦先企業を蹴る人もいます。いますがそれは大問題になりますし、翌年から推薦枠がなくなったり、ひどい時には学校推薦というシステムを失くしてしまう大学もあります。それほど信用問題に関わり、大きな責任を背負う事なのです。

後輩にも多大な迷惑をかけることになりますし、(これは噂程度の情報なのですが)仮に自由応募の企業に就職出来たとしても、「推薦企業を蹴った」という情報は必ずリークされ、出世も非常にしづらくなるそうです。

学校推薦のデメリット

行きたい企業の推薦枠が存在するかは分からない

学校推薦で内定を得た場合、必ず入社する必要がある。