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ビブラートについて

今回はこれができるとカラオケが上手いと言われる様になるビブラートについて解説したいと思います。ビブラートには大きく分けて2種類あり、「音の高低を揺らすもの」と「音の強弱を揺らすもの」がありますが、一般的に良いとされているのは高低を揺らすものです。



ビブラートの練習法

さて、ビブラートの練習法にも実は2つの解釈があります。すなわち、


① ビブラートはロングトーンの練習をしている中で生じる自然な共鳴により習得出来る

② ビブラートはロングトーンの終わりかけで意識的にかけるもの


という2つの解釈があるのです。因にYUBAメソッドは前者ハリウッドスタイルは後者を主張しています。

両方の練習法でトライするのが最短経路だとは思いますが、個人的にビブラート習得においては①の説に賛同します。

「自然に」という所がミソで、常に身体のリラックスが要求される歌唱技術において、考える事が少ない方が良いに決まっているからです。

歌唱中は常にリラックスを心がけ、身体全体を楽器みたいに扱える様に心がけましょう!



ビブラートの練習法

ではビブラートの練習は具体的にどうやって行けば良いのか、答えは既に上の①②に書いてあります。キーワードはロングトーンです。

ロングトーンとは「あーーー」「うーーー」と、同じ音を息の続く限り伸ばす練習なのですが、「声量アップ」「腹式呼吸の安定化」に最適な練習方法であるだけでなく、ビブラートの習得にも一番必要な練習法なのです。

また、ハリウッドスタイルの様に意識的にビブラートをかけるのも重要な練習方法ですが、必ずロングトーンをある程度伸ばしてからビブラートをかけて下さい!

つまり、「あー↑↓↑↓↑↓」ではダメです。「あーーー〜〜・・・↑↓↑↓↑↓」という意識で練習して下さい。そうでないと、ロングトーンもビブラートも練習効率が半減してしまいます。

ビブラートを習得すると、一気に歌が上手くなった様になりますが、実はそこから上の領域に進むには、「ビブラートはロングトーンの延長」という意識があるか無いかなのです。つまり「ビブラートの練習」をする人というのは、ある程度から中々上達しなくなってしまいます。

この点に気をつけてボイトレに励んで下さい!


ビブラートはロングトーンの延長

声量アップや腹式呼吸・ビブラート安定の為にも最も重視すべきはロングトーン!