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話術の重要性

クロースアップマジックはステージマジックに比べ、良くも悪くも話術の重要性が非常に高いです。はっきり言って、プロとアマの違いは話術に対する認識の違いが多くを占めます。ここではまず話術=目線+会話と要素に分けて解説していきたいと思います。




目線の動かし方

マジックにおける目線の動かし方は数年前Mr.マリックさんがTVでおっしゃっていた事が全てです。ズバリ、「見られたくない所は見ない」です。特に技術に不安のある初心者に多いのが、カードやコインをパームしている手を目で追ってしまう事です。マジシャンが目で追えば当然観客も注意を向けてしまいます。したがって堂々と演じられるまで練習しましょう。「練習は本番の様に。本番は練習の様に」この言葉を肝に銘じておきましょう!


目線の動かし方に関してはYoutube等を利用して国内外問わず様々なマジシャンの演技を研究しましょう!国内であれば前田知洋さん、海外であればデビット・ストーン氏の演技が大変参考になります。


見られたくない所は見ない!

動画サイトやDVD等で様々なプロマジシャンの演技を参考にする!


会話の重要性

会話には正解はありません。100人いれば100通りの会話術があります。大切な事はお客様に楽しんでもらえる様に努めることです。しかしそのスタイルを大別すると、前田知洋氏やデビットストーン氏のような自然体に近いスタイルと、ムッシュピエール氏の様なキャラクターになりきるスタイルがあると思います。皆様はプロを目指さない限りは自然体で演じる事を薦めます。


しかし実は自然体で演じる事は意外に難しい事です。どんなプロマジシャンでも演技中は緊張しています。大切なのは緊張を観客に悟られない事です。このサイトでは触れませんが、メンタルマジックにおいては最重要なポイントです。繰り返しになりますが、練習は本番の様に。本番は練習の様に。です。



さて、これも「目線の動かし方」同様にYoutube等で様々なマジシャンの演技を参考にしましょう。ただし、会話のテンポや抑揚は日本人マジシャンを参考にしましょう。日本人に比べ海外の会話のペースは速すぎますし、日本人が苦手な客を煽るような事を言う方が多いからです。文化の違いなので良い悪いは問題にしませんが、まずは日本人マジシャンを参考にしましょう!具体的には前田知洋氏上口龍生氏が参考になります。


自然体を常に心がけましょう

動画サイト等で日本人マジシャンの演技を徹底的に研究しましょう