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女の子にモテる手品

一般にマジックは「女性と仲良くなるには向いてない」と言われます。その理由は観客は少なからず「騙された」という印象を抱いてしまうからです。しかし、実際にモテる手品は存在します!です。存在しますが、その為には重要なキーワードがあります。ラポール形成深化です。本来は催眠術の用語なのですが、ここでは学んできたカードマジック・コインマジックを例にとって「実際に女の子を落とすために管理人が用いている手順」を解説したいと思います。

それではラポール形成と深化についてまずは学びましょう。



ラポール形成

もしも黒タンクトップと黒ブリーフを装着したおっさんがいきなり「死神でーす。」と名乗ってきたら、貴方はそれを信じますか?信じませんよね。マジシャンが「練習してきました!今から魔法をかけます!」と言って演技を始めたら、貴方はそれを魔法だと信じますか?

ラポール形成とは平たく言うと「こいつなら本当にやりそうだ」と思わせる事です。先ほどの例で言えば死神には死神らしい服装(?)もあるはずですし、マジシャンは「練習してきた」なんていってはなりませんよね。この人は本当に魔法でカードを変化させた

と思わせなければなりません。それがラポール形成です。


深化

では今度は貴方がいきなり想いを寄せている女の子に全裸で抱きついたらどうなるでしょう?100%殴り飛ばされるでしょうし最悪通報されますね(笑)。ものには順序があるのです。これを催眠術の世界では深化といいます。要するにいきなり幻覚・幻聴は見せられないという事です。

例えば貴方が女の子を家に呼んだとして、いきなり肌に触れてはなりません。女の子の警戒心を徐々に解く必要があります。カードあるいはコインマジックはその為の道具としてのみ役に立ちます。




[本題]女の子にモテる手品

さて、「ラポール形成」と「深化」についてざっくりと理解して頂いた上でいよいよ本題に入ります。

いよいよ管理人が実際に使っている手順を大公開したいと思います!女の子を家に呼ぶまでは自力で頑張って下さいね(笑)



①オープニング:ラポール形成の為に

まずは徐々に女の子の警戒を解いていきましょう。これから紹介するマジックの前に、適当なマジックを1つ行っておきましょう!

私はラポール形成を確実な物にする為に女の子の所持品を用います(多くの場合は指輪です)。所持品を用いると「道具に細工が無い」という印象を植え付けるためとても有効です。

しかしリングマジックは当サイトの範疇ではないので、オープニングでは無難に「シカゴ・オープナー」辺りを演じましょう!

最初にパケット・トリックを演じる前にデック・トリックを演じるのはラポール形成に非常に有効なので、その点でも「シカゴ・オープナー」はオープニングに向いています。




②カードを媒介に女の子と触れ合おう

さて、次のステップはカードを媒介に女の子に触れましょう。分かりやすく言うと、貴方が触ったカードを相手に触らせましょう。それも相手の掌で現象が起きれば言うことなしです!

その為のとっておきの手順があります。グレゴリー・ウィルソン氏のレクチャーDVD「ダブルテイク」に収録されている「Weighted Aces」です。現象を大雑把に説明すると、4枚のAの中で、観客の手の上にスペードのAを置き、その下にクラブのAを滑り込ませます。ところがこの2枚の位置がいつの間にか入れ替わります。もう一度同じ様に置きますが、今度は観客の手の上に置いた2枚がダイアとハートのAに変わり、スペードとクラブのAはマジシャンの手元にあります。

使う技法はダブルリフトのみ!それでいて女の子のウケは最高です!

貴方が触ったカードを女の子に渡し、さらに女の子の手の上で奇跡が起きる。それだけで女の子の深層心理に「貴方と触れたら奇跡が起きた」と植え付ける事が出来るのです。

この「Weighted Aces」で更にラポール形成を驚異的なものにし、同時に女の子の警戒を解きましょう!




③心と心を通じ合わせよう

女の子の警戒を解いたら次は一気に女の子の手に触れる手品、、ではありません笑。次の手品はズバリ「カードを媒介に女の子に触れながら」同時に「心と心を通わせる」マジックです。「えーそんな都合のいい物あるの?」と思われるかもしれません。1つだけあります。それが「DO AS I DO 」です。

誰のバリエーションでも構いません。私は数年前にTVで前田知洋氏が優香さん相手に披露したバリエーションを用いています。お互いがチョイスした3枚のカードがピタリ一致するので最高の効果をもたらします。本当に素晴らしいバリエーションなので、動画等見つかれば掲載致します!

最後に大切な事を。この手品を始める前には必ず「相性占いをしましょう」と言って下さい。この一言があるのと無いのでは大違いです。相手は「もしかして私に気があるのかな?」と思うものですし、①②でラポールは形成されているので「本当に相性が良い」と錯覚してしまうのです。

それと同時にバッチリ深化も進んでおります。この手順では相手と自分のデックを交換します。先ほどは自分が触れた「カード」を相手が触れましたが、今回は自分が触れた「デック」を相手が触れるのです。我ながら完璧なシナリオです(笑)




④いよいよ女の子の手に触れよう

さあ、いよいよ最後の手品です!多くを期待しないで下さい。マジックが出来る事はこれが限界です。人の心を操るなんて上手い話はありません。しかし、貴方が尊敬に値する優れた人間性を持っていれば、きっと女の子にも貴方の魅力は伝わるでしょう!

さて、最後に行うのはコインマジックです。これはカードマジックに限りませんが、同じジャンルの手品を続けるのは3回を限度にしましょう!始めに言いましたが、マジックは少なからず相手に『騙された』という印象を抱かせてしまいます。4回以上は知らず知らずにストレスになってしまうのです。

その肝心なコインマジックですが、相手が腕時計を持っているようであれば絶対にデビット・ストーン氏の『WATCH OUT」です!!また、そうでない場合でも、『WATCH OUT』と同じ様な現象を行いましょう!(初級を終えた方ならば、いくらでもアレンジを効かせられると思います)

いかがでしょう。ここまでの①〜④を行えば確実に女の子とお近づきに慣れるはずです!しかし、その後は貴方の腕次第です。繰り返しますが、これがマジックの限界なのです。