吃音症とは

ここでは吃音症(どもり)の症状について解説したいと思います。
「どもり」という言葉は聞き覚えがあると思いますが、実は「どもり」には3種類あるのです。
まず、一番有名なものとして、「あっあっありがとう」という様に、一文字目を繰り返してしまうものを連発型
「あぁぁありがとう」というように言葉を伸ばしてしまうものを伸発型、そして「っっ・・あっ・・」と言葉が全く出てこなくなるものを難発型と言います。
この種類は実はそれほど重要ではありません。何故なら私を含め吃音症の人は上記3つのどれも経験があるはずだからです。そして何より、治療法はどれも同じ だからです。

吃音症の辛さ

吃音症は辛いのか?答えから言うと、非吃音者から見れば全く分からないと思いますが、私を含め吃音者は地獄の苦しみを感じています。幼少期から虐められトラウマになり、引きこもりになる人は珍しくありません。
特に最近問題になっているのが「就職活動」です。就職活動の面接で上手く喋る事ができず(吃音は緊張によって助長されてしまうため)、何社も何社も落ち続け、自分自身を恨む様になり最悪の結果になる事があります。
本当にそのくらい辛いものなのです。
吃音症の就活については、良いサイトがあるのでここに紹介しておきます。大学に入ってから知り合った同じく吃音を悩む友人の就活体験記です。

→ 理系コミュ障の為の就活攻略講座



吃音症克服のヒント

詳しくは後の吃音症の治療法の章で書きたいと思いますが、「普段話す時はどもってしまうのに、歌を歌う時はまったく吃音が出ない」。吃音症に悩む皆さんはこんな経験があるのではありませんか?

そうです、実は吃音症克服のヒントは歌の中にあります。要するに常にリズム、上手く言えませんが波を意識する事で吃音の症状は大きく軽くなります。
また、吃音者は非吃音者に比較して呼吸が浅いと言われています。逆に歌唱の際に必要とされる腹式呼吸はとても深い呼吸になります。
つまり、ボイストレーニングを行う事は知らず知らずのうちに吃音症克服へと繋がって行くのです。 ボイストレーニングについてのおすすめのサイトはこちらです。知り合いのボイストレーナーの方のホームページです。特にサイト内で紹介されている本は日本で最も信頼されているボイトレ本で、非常におすすめです。 余談ですが、就活体験記を書いた友人はこのボイトレサイトを参考にホームページを作成しました。笑

→ 現役ボイストレーナーのカラオケ上達講座