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吃音症 就活の弊害

はじめて聞いた方も多いと思います。吃音症(きつおんしょう)と読みます。要するに吃り(どもり)の事で、「言葉がうまく出てこずに、出てきたとしても吃ってしまう」のです。特に面接等の緊張する場面においては症状が顕著になり、グループ面接等でほとんど何も喋る事が出来ないという事もありました。



吃音症の治療

このサイトを見ている方の中でも吃音症に悩み、就活を含めた将来を悲観している人も多いと思います。事実、私もそうでした。残念ながら吃音症を完治させる事は現段階では不可能です。

しかし、もし本当に悩んで悩んで悩み抜いたとしたら、きっと人生のどこかで「治してやろう」と思った事があるはずです。私は幼少期からずっといじめられたのが悔しくて、大学は地元からあえて遠く離れた所に行きました。そこで過去の自分と決別し、「吃音症完治」という未知の領域に向け、ボイストレーニング接客業バイト等で常に発声を意識し続けました。(それでも残念ながら効果があったと胸を張って言えるレベルではないですが・・・)


しかしそれでも大手企業から5つ内定を勝ち取ったのです。確かに就職後の苦労は多いのかもしれませんが、少なくとも就職活動において吃音症は不利になるとは限りません。

むしろ「障害は個性」と割り切り、自分なりに考え行動する事で大きな武器になるのです。

何を隠そう私自身、皮肉な事に吃音症を治そうと努力した様々なエピソード就活突破の最大の武器になったのです。


おわりに

吃音症について必要以上に語るのは当サイトの主旨とはずれるのでこれ以降は必要ない限り触れはしませんが、「吃音症を自覚し、やがてくる就活に不安を抱えている人」「まさに今、吃音症が原因で就活に苦しんでいる人」そんな方々にアドバイスを贈りたいと思います。


面接官に吃音症の事は必ず伝えましょう。

治そうとした経験があれば必ずアピールして下さい。面接官は困難に如何にして立ち向かったかを評価します。


1つ目については特に面接開始直後の自己PRの一番最初に言うべきです。ただし、これは自己申告になってしまうのですが、軽度の人は自己PR内で「長所は〜です。逆に短所は人前で緊張しすぎる事です。」と言えば十分です。というかこの言葉は後述しますが、すべてのコミュ障にとっての魔法の言葉です。